学科試験用語集は,こちら
あ行
一発逆転模試【いっぱつぎゃくてんもし】
読んで字のごとく本試験対策の公開模擬試験.前半戦の一発逆転模試はこちら.本試験直前に実施する後半戦の一発逆転模試はこちら(“前半戦”と“後半戦”についてはこちら.)
落としどころ【おとしどころ】
本試験課題において,過去の年度ごと合否の分かれ道となった計画上の最重要ポイントのことをいいます.課題文から「落しどころ」を読み取ることが第一ステップ,次にプランニングにおいて,その「落しどころ」の扱いを適切に処理できれば合格は確実です.
一発失格,一発アウト,一発ドボン【いっぱつしっかく,いっぱつあうと,いっぱつどぼん】
その処理をしていないがために,一発で失格(ランク4確定)となってしまうことを一発失格等といいます.
か行
角番【かどばん】
製図試験は,3回受験可能ですが,3回目受験生(ラストチャンス)のことを角番生と呼びます.相撲用語で,勝ち越さなければ番付が下がるという局面のことを言い,そこから語源できてるそうです.
角番落ち【かどばんおち】
製図試験は,3回受験可能ですが,3回目受験で失敗することを角番落ちといいます.その場合,再度,学科試験からのチャレンジとなります.
犠牲系【ぎせいけい】
合格図面であるものの減点の多い計画を犠牲系といいます.しかしながら,最初から犠牲系となることを覚悟してプランニングせねば,試験本番で合格図面を完成できないことも事実.どこまで,犠牲系として扱えるのか,生き残れるのか,その判断力が勝敗を分けます.
クライアントオーダー【くらいあんとおーだー】
実務でいう所の「建主様からの要望」です.製図試験においては,「課題文作成者の要求・指示」となります.とりわけ具体的に指定されている要求については,確実に死守しましょう.クライアントオーダーには,「指示(絶対死守)」と「要望(臨機応変な対応)」,および,「想定(直接要望されてはないが,設計者として汲み取るべき内容)」の3種類があります.「想定」については,イメージ誘導に陥らないように意識しながら計画検討しましょう.
掲示板【けいじばん】
質問のやりとりを行う受講生の専用掲示板のこと.ウラ指導の場合,書込みから原則24時間以内に回答しております.
後半戦【こうはんせん】
今年度課題発表日(その年の学科試験日前後に発表)から,その年の製図試験日までの期間を後半戦といいます.学科合格生,及び,角番生が対象.
合否ランク【ごうひらんく】
本試験では,受験生の作成図面をランク1,2,3,4の順にランク分けし,ランク1 に分類された図面のみが合格図面として扱われます.
国語力開発講座【こくごりょくかいはつこうざ】
模範解答例づくりのノウハウをマスターするための講座です.課題文に従って,解答例を作成するといった従来の学習方法ではなく,自ら課題文を作成してみるという学習スタイルです.自ら課題文を作成できるようになれれば,もはや,本試験レベル課題文に振り回されることはなくなります.やるだけのことは全てやった.なのにどうして自分が合格できないのか分からないという方にもおススメです.
さ行
サポーター【さぽーたー】
各地域の自主勉強会のアドバイザー的存在.各地域の自主勉出身の合格者達で構成される.
少数派プラン【しょうすうはぷらん】
試験終了後,フタを開けてみた際に,多数派(主流派)のプランからズレて,個性的なプランニングになってしまっていることをいう(例,多くの受験生は○○室を1階にしたが,自分だけが2階にしてしまったというケース).その場合,様々な部分で大きな減点を受ける可能性が大.合格しにくいプランとなってしまう.多数派のプランを作成することが合格への絶対条件.そのためにも,主観的にプランニングせずに,常に,客観的にプランニングできるよう心がける.
前半戦【ぜんはんせん】
製図試験終了後(10月中旬)から,翌年の課題発表日(その年の学科試験日前後に発表)までの期間を前半戦といいます.角番生が対象.
ゾーン図【そーんず】
各部門ごとに色分けしたプラン図.詳しくは,こちら.
た行
多数派プラン【たすうはぷらん】
試験終了後,フタを開けてみた際に,デキル受験生達が共通して作成しているプランニングパターン.合格図面として非常に,生き残りやすい.ここからズレると,少数派プランとなってしまう.
トラップ【とらっぷ】
本試験課題において,各年度ごとに課題文の中に仕掛けられている出題者側の「罠(トラップ)」です.課題文中の言い回しであったり,誘導であったり,引っ掛けであったりします.その全貌が過去問題研究講座の中にあります.
は行
裸の俺様【はだかのおれさま】
一級建築士製図試験にて毎年,繰り返されている悲しい現実.詳しくは,こちら.
パターン出し【ぱたーんだし】
大きなボリューム(プール等)や,基準階などの配置計画や,ゾーニングの大枠をエスキス過程において,検討することをいう.やみくもにそれらのボリュームをはめ込み,適当に決定しない.詳しくは,こちら.
ビックリ玉【びっくりだま】
毎年の本試験で必ず出題される受験生を萎縮させてしまうような設定のこと. 例)H16年度の敷地横断通路,H17年度の既存建築物の存在等.
フォーラム【ふぉーらむ】
質問のやりとりを行う受講生専用ページのことで,掲示板のパワーアップ版.フォーラムの場合,受講生同士でのメッセージのやり取りも可能です.
ブラフ【ぶらふ】
本試験課題文中,一見,トラップに見えるのですが,実はどのように処理しても構わない,もっと極端に言えば無視してしまっても構わない条件を「ブラフ」といいます.
ま行
マストな条件【ますとなじょうけん】
課題文に明文化されていたり,使い勝手上,必ず~しなければならない絶対条件.mustな条件のこと.
模範解答例づくり【もはんかいとうれいづくり】
実際,本試験の場合も,最初に模範解答例を作成した上で課題文が作成されます.そうしなければ,様々なパターンの解答例が受験生から提出されてくることになるため,合否審査作業が難航してしまうからです.そういった課題文のもととなる解答例を模範解答例と言い,その模範解答例を作成してみることを模範解答例づくりといいます.詳細は,こちら.
や行
ユーザープランニング【ゆーざーぷらんにんぐ】
その年の本試験終了後~合格発表にかけて開催するインターネット上の再現図面展.具体例は,こちら.
ユープラ【ゆーぷら】
ユーザープランニングの略.
ら行
理想系【りそうけい】
使い勝手上,理想的な計画のこと.実務においても,全てを理想系として計画することは不可能なので,犠牲系とのバランスを考えながら計画する.本試験においても同じ.ただし,本来の理想系の姿を知らないまま犠牲系の計画をすると一発アウトになる(犠牲系の域を超えてしまう)ことがあるので注意が必要.
わ行
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