一級建築士 製図試験 合格戦略

教育的ウラ指導の製図試験対策の強さは,製図試験終了後に再現答案を全国から集め,合否の実態について分析した上で,合格答案レベルや合格に最低限必要な要素(合格ポイント)を明確化する企画『ユーザープランニング』(通称『ユープラ』)を毎年実施している点にあります.『ユープラ』を平成16年(2004年)から毎年実施し,「こんな計画や表現でも合格できている」「こういったリスクありきの判断力が求められている」といった製図試験におけるリアルな合格の実態を蓄積してきました.そのようなリアルな合否の実態を根拠として指導することにより,製図試験本番で,制限時間内に目指すべき合格答案のイメージ(合格答案イメージ)をズレたものにさせません.どんなに実力があったとしても,合格答案イメージがズレてしまえば,合格を勝ち取ることはできません.

 

確実に合格を勝ち取る(本番で生き残る)ためには「目的の明確化」が重要です.製図試験本番での目的は「理想系にこだわり過ぎず無難な合格答案を短時間で作成する」ことです. 本番で生き残るためには,理想系にこだわり過ぎない「適切な割り切り判断」が必要不可欠です.詳しくは『一級建築士受験 合格者たちの勉強法』をご覧ください(教育的ウラ指導の製図試験対策サービスをご利用される方は必ずご覧ください).適切な割り切り判断によって,できる限り多くの見直し時間を確保し,ケアレスミスを徹底して防ぐことが可能になります.ただし,割り切りどころを見誤ったら,不合格となってしまう可能性もあります.

 

教育的ウラ指導の製図試験対策サービスでは,「理想系にこだわり過ぎず無難な合格答案を短時間で作成する」ために次の3つの力を本試験日までに身に着けていただきます.

◇課題条件を正確に読み取る力

◇ぶれないエスキス力

◇負けないプランニング力

 

課題条件を正確に読み取る力

本番で課題文の読み取りに失敗したら一発アウトです(解釈間違いや,読み取りミス等).

ポイント:製図試験には,特有のローカルルール(解釈の仕方や判断方法等)があります.

対策:過去問題研究講座

設計製図試験の見直し(詳しくはこちら)が行われた平成21年から前年までの本試験(過去問)における課題文や解答例,考察,解説動画を公開します(解説動画は平成28年から).これらの資料等を参考にしながら自分自身で過去問研究を進めることにより,製図試験特有のローカルルールを学んでいただきます.疑問点は気軽に質問することができ,ローカルルールをしっかり学ぶことができます.

 

ぶれないエスキス力

課題条件を正確に読み取れたとしても,制限時間内に合格答案をまとめきれなかったら一発アウトです.

ポイント:エスキスのプロセスをシステム化することで,時間短縮を図り,ミスを防ぐことができます.

対策:通信添削講座

ひとつの課題について,エスキス等の考え方を学ぶA課題(知識武装用)と答案の添削を受けるB課題(アウトプット力強化用)の2種類を提供します.A課題におけるインプットとB課題におけるアウトプットを分けて学習することで,より効率的に,制限時間内に合格答案を完成させられるチカラを高めることができます.疑問点は気軽に質問することができ,合格できるアウトプット力を身に着けることができます.

 

負けないプランニング力

読み取る力,エスキス力があっても,プランニング力がなければアウトです.

ポイント:設計には,どんな建物にも共通する基本ルールが存在します.その基本ルールさえ知っておけば,本番でのプランニングで失敗することはありません.

対策:国語力開発講座

設計の基本ルールを学ぶには,フリープランニング(自由設計)を繰り返すしかありません.自由設計したプランを提出し,添削を受けることで設計の基本ルールを身に着けていただきます.疑問点は気軽に質問することができ,合格に必要なプランニング力を身に着けることができます.