令和7年製図試験対策直接指導塾は準備中です.記載内容は令和6年のものです.
直接指導塾とは
実際の合格者たちの協力のもと,合格ノウハウをオープンソース化し,自らの力で一級建築士試験に合格する力を身につける.
このウラ指導の教育理念をもとに,受講生の「自分に合った勉強方法のアドバイスが欲しい」「合格するための思考プロセスを身に着けたい」そんな声から始まったのが,直接指導塾(以下,直接塾)です.
製図試験は,覚えなければいけないことが,学科試験に比べると圧倒的に少ない.ただ,それを覚えるのが圧倒的に難しい.それは製図試験は答えを当てるのではなく,答えを作る試験だからです.
知識を教えることは講師の最低限の役割です.直接塾では,塾生自らが「自分の頭で考え」,講師はその考える方向性を見誤らないように,最大限サポートすることを指導の主軸においています.
直接指導塾の指導方針
「自分の頭で考える」これが一番重要です.
「自分の頭で考える」当たり前のことだと思うかもしれませんが,これができていない人がとても多い.なぜできてないのか.それは,プランニングが何なのか,エスキスが何なのかを知らない中で,ただ考えているつもりになっているだけだからです.
初めから,自分の頭で考えていても,プランニングは上達しません.自転車に乗れないのに,自転車の乗り方を頭でイメージしても乗れるようにはなりません.「自分の頭で考える」これを行うのは,まずは自転車に乗れるようになってからだと思ってください.
学科試験と違い,製図試験は知識の積み上げだけでは,合格することは難しい試験です.プランニングも流れです.エスキスも流れです.直接塾では,とにかく課題を解くための一連の流れを身につけていただきます.それができて初めて「自分の頭で考える」ことができるようになります.
「ウラ指導流エスキスの習得」これが基本です.
むやみやたらに知識をインプットしても,練習課題をがむしゃらに解いていっても「合格力」は身につきません.
直接塾では,まずウラ指導流エスキスを「真似る」ことから始めてもらいます.徹底的にウラ指導流エスキスの型を身につけてもらい,エスキスの流れの基本を覚えてもらいます.そのために,塾生全員同じ方法でエスキスを行うことを徹底させています.
なぜ同じやり方で徹底させているのか.それは,塾全体での共通言語を持つためです.話がかみ合わない,理解できない一番の原因は,考え方や判断根拠が違うためです.異なったエスキス言語を各々が話していても,会話はかみ合いません.まずは,塾全体での共通言語化を図ります.それによって,何を判断根拠にして,何を学習して,どう決断していくのか,そういったことが理解できるようになります.
自分たちの頭で考えるためには,他の塾生のアウトプットしたエスキスを理解できなければいけません.講師陣はもちろん塾生同士が同じ土俵で話ができることがとても重要です.そうすることで,「自分の頭で考える」土壌が生まれます.そのあとに,試験で合格を勝ち取るための知識のインプットや実践の積み上げをおこなっていきます.
直接指導塾の強み
選ばれる理由があります.
実際の合格者の勉強法に基づいた効果的な指導と,目標を明確にした上での戦略的なカリキュラムで,これまで数多くの塾生の目標達成をサポートしてきました.塾生の合格力向上のための指導をしていきます.
◆独自のメソッド【アウトプットを中心とした指導】
インプットだけでなく,エスキスやプランニング,質問などのアウトプットを行っていただくことを大切にします.また,そのアウトプットに対する的確なフィードバックを行いますので,自らが合格する思考力を着実に高めていただけます.
◆アウトプットの共有【合格しやすい思考を手に入れる】
どんな試験にも『試験に合格しやすい思考』というものがあります.それを身につけるためには,他者(試験に合格しやすい思考を持つ人)の思考を知り,自分に足りないものを取り入れることが重要になります.直接塾では塾生全員のアウトプットを共有できる環境を用意しますので(大阪直接塾のみ),より多くの気付きや多様で柔軟な考え方を得ることができます.
◆合格力【学習状況に合わせた効果的な指導】
講師が一方的に知識を提供するのではなく,毎年塾生合格者と一緒に,試験に勝つための勉強法を常にブラッシュアップしています.毎年試験の傾向は変わります.それに対応できる講師陣が専任で指導します.また,学習が進むにつれ塾生の自主学習能力も向上するため,その都度課題や改善点を確認することで効果的な指導をおこない,塾生の合格力を着実に向上させていきます.
塾生たちの声
★これまでは答えを見つけるような考え方ばかりしていましたが,課題文と対話して提案する思想を持てるようになりました.
★勉強は大変でしたが,直接指導塾の環境がとにかく楽しかったです.
★直接塾での時間を意識した課題練習の積み重ねで,6時間半のタイムマネジメントができるようになりました.
★課題に取り組む際の「合格する思考」がわかるようになりました.
★試験本番で,素直に課題文を読み取った内容を信じ,それ以上深く考え込まずに決断し続けていき,結果的にエスキスを過去最速で終わらせることができました.
★自分の目線だけで判断せずに,「多数派はどう考える?」といった客観的に判断する思考が身に着きました.
★何もできずに改善点しかなかった昨年とは違い,自分のダメなところや改善点をしっかり学べました.
★自分自身の振り返りや塾生のみなさんの話を聞いたりプランを見たりすることで,なんとなくやっていることやそこに至った理由を掘り下げて考えることができるようになりました.
★空間構成4要素という採点のポイントを知り,出題内容に対してどのように回答しなければならないのかといった技能と知識を体系的に学び,講義や課題によって繰り返し学習できました.
★資格学校のように解答を誘導するような指導ではなく,ひとりひとりの思考プロセスに重きをおきながら,観点を広げてくださった指導でした.
★先生が自分のことを知っているという部分が大きく,性格やクセなどを踏まえた上でのアドバイスは,他に代えがたいものがありました.
★課題文を俯瞰して大切なことをフォルダ分けしていく感覚を身に着けることができました.それは日々の業務にも通じるところがあり,一級建築士の勉強を通じて,仕事の仕方にも変化が生じてきたように感じました.